皆様お久しぶりです。
あたたかい日が増えて、春の訪れを感じられるようになってきましたね。
ところで、健康維持のために毎日運動しなければいけないとは思っても、なかなか時間は取れないし、スペースもないし、なにをすればいいかわからないし…、と思うことはありませんか?
私も、実はなかなかトレーニングを毎日する事は出来ていません(笑)
そこで、①簡単で、②時間がかからず、③スペースも道具も必要ない、今回はそんな運動を1つご紹介させていただきます。
【片足立ち1分間】
片足立ちを1分間すると、脚の付け根の骨と筋肉に、約53分間ウォーキングをしたのと同じトレーニング効果があるそうです。
こんなこと聞いたらやるしかないですよね(笑)
トレーニング名は「ダイナミックフラミンゴ運動」と言うのだそう。では、やり方を見ていきましょう。
【初級】
①安定した椅子や手すりにつかまる
(できれば片手でつかまり、不安定なら両手で掴まる)
②片足を5cm程度上げる
(軸足の膝は伸ばしきらず、少し曲げておく)
③1分間静止する(背筋は伸ばして、視線はまっすぐ前)
④反対側も行う
【中級】
初級が安定して出来る方、膝や足首等に痛みの無い方
①足元に半径1m程度スペースを作る
(よろけた時に怪我をしないため)
②足を骨盤幅に開いて立つ
③片足を5~10cm程度上げる
(軸足の膝は伸ばしきらず、少し曲げておく)
③1分間静止する(背筋は伸ばして、視線はまっすぐ前)
④反対側も行う
※1分間バランスが取れない場合は、30秒づつ2回など、少しづつキープできる時間を増やしていきましょう。
【上級】
ルーシーダットンの片足立ちポーズを1つやりましょう(笑)
●片足立ちは、普通に立っている時より、約2.75倍の負荷が片方の脚にかかります。どこかに痛みのある方は無理をしないようにしましょう。
●周囲の体力の落ちてきている方に是非「初級」片足立ちを広めましょう!
【さいごに】
やる気に水を差すようですが、
片足立ちが、53分間のウォーキングに匹敵とは言っても、
心肺機能向上や、可動域(関節の動く範囲)の向上、カロリー消費、運動後の爽快感・リフレッシュ感は得られません。
時間が取れたら、お気に入りの運動を是非楽しんでくださいね!
あっ、これからの季節は隅田公園の桜を楽しみながらのお散歩なんていかがでしょうか?
(出来る人は大股、早足で運動効率アップ(笑))
⭐「ダイナミックフラミンゴ療法」とは
昭和大学の阪本桂造教授の提唱するロコモティブシンドローム予防の運動のことです。
今回載せた「初級」がこの療法のオリジナルです。
↓一般の方向けの説明
http://www.jsmr.org/flamingo_therapy.html